「くるみ割り人形(The Nutcracker)」
ストーリー『The Crowns』のキャラクターを「くるみ割り人形」っぽくしてみました。
チャイコフスキーの三大バレエのひとつ。
*「白鳥の湖」
*「眠れる森の美女」
*「くるみ割り人形」
「くるみ割り人形」は、クリスマスイブを舞台とした美しく不思議な世界観の作品です。
(「不思議の国のアリス」や「オズの魔法使い」などに似ていると思いました。)
原作はE.T.Aホフマンの「くるみ割り人形とねずみの王様」で、チャイコフスキーのバレエの「くるみ割り人形」とは少しストーリーが違うようです。
ケイティ・ペリーのSP「スウィート・トリート」のお菓子なアイテムをいっぱい使った区画でかわいいです。❤
「くりみ割り人形」は、クリスマス・イブが舞台のストーリーなので、装飾もちょっとクリスマスっぽくしてみました。
シャーロットが金平糖の精(ドラジェの女王さま)に扮してバレエ♪
いっぱいのクリスマスツリー♪
ヒロイン:クララがクリスマスツリーの下で眠ってしまう(時計の針が12時を指す)と、体がくるみ割り人形くらいの大きさになってしまうところから、不思議なお菓子の国の扉が開きます。
後ろにいるのは、くるみ割り人形(The Nutcraker)。
くるみ割り人形は、ドイツのオモチャです。
一説によると当時、ナポレオン戦争で荒廃したドイツは、鬱憤晴らしにナポレオンに似せた人形に硬いくるみを割らせることで鬱憤晴らしをしていたそうです。
今では、クリスマスを彩る愛されるオモチャになり、クリスマスマーケットなどでは定番の品物になっています。
くるみ割り人形は、ストーリー『The Crowns』に登場するシュバリエ三兄弟にしてみました。
Left⇒Right
次男ジェイス ⇒ 長男ジェイク ⇒ 三男ジェイド
くるみ割り人形は、本当はねずみによって魔法に掛けられたお菓子の国の王子様でした。
くるみ割り人形を助けたヒロイン:クララは、お礼にお菓子の国の魔法の城に招待されます。
その途中で、雪がキラキラと舞う雪の国の松林(クリスマスツリーみたいな)で、美しい雪の女王と雪の精による幻想的な「雪片の踊り」も披露してもらいます。
チートで雪を降らせてみました。
一面雪に覆われて、なんと木々まで雪化粧されて、とってもきれいです。
シャーロット×シュバリエ三兄弟で、「くるみ割り人形」
雪とお菓子をイメージにキラキラ加工しました。ちょっと幻想的❤
ここまで読んでくださり、ありがとうございました。
“Read More(続きを読む)”では、「くるみ割り人形」のあらすじを掲載しました。
チャイコフスキーのバレエの「くるみ割り人形」のあらすじ
とある国で王子様が生まれました。
しかし、その場にいた人間が、ねずみの女王を踏み殺してしまった為、王子様は魔法をかけられてくるみ割り人形の姿にされてしまいました。
クリスマス・イブの夜、ドイツのシュタールバウム家では、親戚がたくさん集まってクリスマスパーティーをしていました。
ヒロインとなる少女クララは、ドロッセルマイヤーおじいさんからくるみ割り人形をプレゼントされ、とても気に入りました。
しかし、弟(場合によっては兄?)と取り合いとなり、弟フリッツがくるみ割り人形を壊してしまいました。
クララは、みんなが寝静まった後、ベッドに寝かせていたくるみ割り人形を見に来ると、ちょうど時計の針が12時を指し、彼女はみるみる小さくなって、人形と同じくらいの大きさになりました。
するとねずみの兵隊が現れ、くるみ割り人形の兵隊達と戦い始めます。
クララのくるみ割り人形とねずみの王様の一騎討ちになりますが、クララの援護でねずみ達は退散し、くるみ割り人形兵隊が勝利します。
くるみ割り人形は、美しい王子様の姿に変わり、クララにお礼としてお菓子の国に招待します。
お菓子の国に向かう途中、雪が降り注ぐ松林:キラキラと輝く雪の国では、美しい雪の女王さまや雪の精達が雪片のワルツを踊っています。
お菓子の国の魔法の城に着くと、女王さま:金平糖の女王さまは、クララを歓迎し、住人達が各国のお菓子の幻想的な踊りを披露してくれました。
スペインの踊りは、チョコレート
アラビアの踊りは、コーヒー
中国の踊りは、お茶
ロシアの踊りは、トレパック(大麦糖でできたキャンディー)
フランスの踊りは、葦笛:ミルトリン(フランスのノルマンディー地方ルーアンの伝統菓子、アーモンドタルト)
そして「ジゴーニュおばさんと道化師たち」と「花のワルツ」「金平糖の踊り」の順に演目が入ります。
ジゴーニュおばさんは、マダム・ボンボニエールとも呼ばれる場合もあるそうです。
“ボンボニエール(Bonbonniere)”は、砂糖菓子を入れる小さな容器の意味で、劇中ではよくキャンディーボンボンに扮した子供達が飛び出してくる演出が多いようです。
ちなみに“マダム・ジゴーニュ”は、“子だくさんのマダム”のことを言うようです。
なんだか可愛くて縁起が良いですね。
次に有名な「花のワルツ」と「金平糖の精と王子のパ・ド・ドゥ(男女2人によるバレエ)」が入ります。
日本では「金平糖(こんぺいとう)」と訳されていますが、実際は、英語とフランス語では“ドラジェ(dragée)”、イタリア語では“コンフェッティ(confetti)”という糖衣菓子(お砂糖でコーティングしてあるお菓子)のことで、ヨーロッパでは慶事の際に配られるお菓子とのことで、こちらも縁起の良いお菓子なんですね。
金平糖も糖衣を何回も重ねた砂糖みたいなものなので、間違ってはいないと思います^ ^
それに“ドラジェ”という響きより、“こんぺいとう”という響きの方がかわいいですし。
こんぺいとうも縁起ものですしね。
最後の演目は「終幕のワルツとアポテオーズ」となっていて、甘いおとぎの国の夢のような時間は、あっという間に過ぎ、クララが目を覚ますと、家の大きなクリスマスツリーの下にいました。
傍には、くるみ割り人形がいて、クララはクリスマス・イブに起きた不思議で素敵な出来事とともに、その人形を愛おしそうに抱きしめ幕は閉じます。
原作ではドロッセルマイヤーおじいさんの甥が、ニュルンベルグという国のお姫さま:ピルリパート姫に掛かったねずみの魔法を解いた身代わりに魔法にかかって醜いくるみ割り人形の姿になってしまいました。
くるみ割り人形の姿になってしまったドロッセルマイヤー青年をヒロイン:マリーが助けて恋に落ち、最後は魔法が解け、人形の国のマジパン城で、ドロッセルマイヤー青年とマリーは、王様と王妃様として幸せに暮らしました。めでたしめでたし❤️
不思議なお菓子の国で繰り広げられるおとぎ話なので、なんとなく「不思議の国のアリス」とか「オズの魔法使い」とかに似ているなあという認識だったのですが、よくよく調べてみると、おめでたい縁起物などが散りばめられていて、クリスマスにふさわしいちょっとハッピーな気分になれるお話だと思いました。
ハッピーホリデー。
ディズニー実写映画「The Nutcracker」
不思議の国のアリスっぽいですね♪
ディズニー実写の「リトルマーメイド」の話はどうなんたんだろう?
できれば、ディズニー実写で「踊る12人のお姫様」を作って欲しいです。